健康のために
運動は欠かせません
運動は欠かせません
整骨院・接骨院でも取り入れている、「運動」を使った療法についてその目的や効果などを詳しくご紹介していきます。
運動療法をおすすめする症状
-
身体が上手く
使えない -
ケガを
早く治して
日常生活に
復帰したい -
肩こりや
腰痛が
治らない -
全身が
こわばっている
感じがする
適度な運動がケガの早期回復に繋がります!
適度な運動は身体的にも精神的にもよい効果をもたらしてくれると考えられています。
何らかの理由で運動が出来ない状態になった時、運動によるさまざまな効果を求めて「運動療法」を行うことがあります。
【運動療法について】
運動療法とは、身体の全体または一部を動かすことで障害や病気の症状の改善・予防や機能の回復を目指す療法のことを言います。
関節可動域回復訓練、歩行訓練、筋力増強、心肺機能改善訓練などが運動療法に含まれ、最近では生活習慣病の改善などにも取り入れられています。
整骨院・接骨院では、骨折や脱臼などにより低下してしまった筋力を回復する(リハビリテーション)やケガを予防する目的で運動療法が行われます。
人間本来の運動機能を回復させながら痛みを軽減させるため、各個人の症状や身体機能の特徴などを考慮した上で、「手技」やゴムチューブ・ゴムボール・ダンベル・バランスボードなどの「運動器具を使用」しながら行われることが多いです。
また、ストレッチも運動療法の一つとして考えられています。
筋肉に柔軟性がないと筋肉を動かそうとした際に余計な力がかかって筋肉に負担がかかり、疲労が溜まってしまったり、ケガのリスクが高くなります
そのため、ストレッチを行い筋肉の柔軟性を保っておくことで、疲労の回復を促したり、ケガを起こしにくい身体づくりを目指します。
【運動療法を行うときに】
運動療法を行う際は、過剰な運動は逆効果になる恐れがあります。適度な範囲に収めるようにしましょう。
運動中に苦痛がなく、おしゃべりをしながら行える程度の強度で、少し汗が出る程度の運動量が理想だと言われています。
運動を行うときはゆっくりのペースで、今行っている動きがどこに効いているか認識しながら行えるくらいがよいでしょう。
また、呼吸を止めないよう意識して運動療法を行うことも大切です。
筋トレやストレッチのような運動を行う場合には、筋肉が縮む動きの際に息を吐いて、筋肉が伸びる動きの際に息を吸うとより効果的だといわれています。
運動療法でケガや痛みの早期回復を目指しましょう!
「痛みがあるときは安静にしておくべき」と考えられる方も多いのではないでしょうか。
ですが逆に、身体の痛みやケガを改善するために運動を行うことが効果的なこともあるのです。
運動療法にはどのような効果があり、どのような目的で行われるのでしょうか。
【運動療法の目的・効果】
●ケガの早期回復のためのリハビリ
患部を固定するなどして安静に保っていると、筋力が落ちて関節が硬くなりスムーズ動かすことができなくなってしまいます。
患部周辺の筋肉量も低下してしまうため、患部が回復した後も本来の身体の状態まで回復するまでに時間がかかってしまったり、再発のリスクが高くなってしまいます。
そのため、運動療法を行い患部周辺の筋肉を動かし筋力と筋肉や関節の柔軟性を保つことで、ケガからの復帰を早める効果が期待できます。
●慢性的な身体の痛み(腰痛・肩こり・膝の痛みなど)の改善
運動療法を行い、筋肉の柔軟性を高め血行不良が改善されることで、筋肉の緊張が原因となっている「肩こり」や「腰痛」「膝の痛み」などの緩和が期待できます。
また、有酸素運動をすると「内因性オピオイド」という鎮痛物質が放出されます。
この物質の作用により痛みの伝達を妨げ痛みを感じづらくしてくれることがあります。
●ケガの予防
運動療法を行い、運動に適した体温まで身体を温め、身体の隅々まで血液を循環させることによって筋肉の緊張をほぐし柔軟性を保つことができます。
関節回りや筋肉が十分に温まっていると運動による衝撃を身体が受け止めることができるようになるため、「骨折」や「捻挫」「肉離れ」などのスポーツ外傷や「テニス肘」や「野球肘」「疲労骨折」などのスポーツ障害の予防効果が期待できます。
また、スポーツを行った後に運動療法を行うことで、運動によって興奮している筋肉や神経を落ち着かせ、筋肉の中にたまった疲労物質を排出を促すことで、翌日のトレーニングまで疲労を持ち越さずスポーツを行うことができ、ケガの防止に効果が期待できます。
●スポーツのパフォーマンスアップ
身体にはそれぞれの部位に役割がありますが、そのバランスが崩れることで本来の身体能力を上手く発揮することが出来ず、パフォーマンスの低下に繋がります。
運動療法によって全身の筋力や柔軟性、持久力などのさまざまな要素を総合的に調整する(コンディショニング)ことでスポーツのパフォーマンスアップが望めます。
小池鍼灸整骨院【運動療法】
さまざまな関節部におけるケガには、症状の改善に伴いリハビリを行っていきます。
患者様の痛みに寄り添い、的確な動きを付けていくことにより可動制限の改善を行います。
「四十肩・五十肩」でお悩みの方にもこの運動療法にて肩関節の動きだけでなく肩甲骨の動きもつけて早期改善のサポートをいたします。
「腰痛」にはストレッチが有効です。
この場合でも腰だけでなくお尻の筋肉、足の筋肉も同時にストレッチするとより効果的です。
またケガをする原因の1つに筋力不足があげられます。
患者様に合った筋力を強化する運動なども提案・指導いたします。
よくある質問 FAQ
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- 運動療法はどのような症状に効果が期待できますか?
- ケガなどが原因で起こる可動制限の改善や、ケガの予防にもつながる筋力強化などが主な効果となります。
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- 運動療法を行ってはいけない場合はありますか?
- とにかくケガの初期である炎症期は安静が必要です。
この時期に動かすと症状が悪化してしまいます。
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- 運動療法はどれくらいの頻度で行うのですか?
- 運動療法は日々の積み重ねです。
ご来院予定がない日にもご自宅で出来る運動・ストレッチは出来るだけ毎日行うようにするとよいでしょう。
著者 Writer
- 院長:上野 文嘉
(ウエノ フミヨシ) - 生年月日:S.50.12.12
血液型:A型
出身:静岡県
趣味:釣り・ドライブ
得意な施術:スポーツ障害・ケガ全般・骨盤矯正等